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まつ毛パーマのダメージは?

 

まつ毛パーマをかけて、自然なカールで目元をぱっちりさせたいと思う人は多いのではないでしょうか。まつ毛パーマは自分のまつ毛をカールさせるため、付けまつ毛やまつ毛エクステよりも自然なカールを印象付けることができます。

 

しかし、まつ毛パーマもパーマ液を使う以上はまつ毛が傷んでしまうのではないかと心配になるでしょう。もちろん、パーマ液を塗ってまつ毛をカールさせるわけですから、まったくダメージを受けることがないというわけではありません。

 

では、まつ毛パーマのダメージにはどのようなものがあり、どのような対処が必要なのでしょうか。
今回は、まつ毛パーマが与えるダメージについて、詳しく説明したいと思います。

 

まつ毛がダメージを与えた時代もあった

現在多くのサロンで使われているまつ毛パーマのパーマ液では、目立ったダメージをまつ毛に与えることなく、パーマをかけることができると言われています。

 

そのことから、現在では、メイク時間を短縮できるなどのまつ毛パーマのメリットを利用したいと考える人が多く、高い人気が続いています。

 

しかし、ほんの10年程度前までは、まつ毛パーマのパーマ液はまつ毛を傷めてしまうと言われていました。

 

まつ毛パーマでまつ毛が傷む時代は終わった?

10年程度前のまつ毛パーマのパーマ液と現在多くのサロンが取り入れているパーマ液の大きな違いは、化粧品登録されているかということです。

 

現在では、化粧品登録されていないパーマ液を使って、まつ毛パーマをかけることが原則として禁止されています。

 

しかし、10年程度前までは、比較的価格を抑えられるなどの理由で、化粧品登録されていないパーマ液が使われているサロンもありました。

 

そのようなパーマ液を使ったまつ毛パーマでは、まつ毛が傷むなどのダメージが起きてしまうことが多くあったのです。

 

化粧品登録されたまつ毛パーマのパーマ液を使うサロンが圧倒的に増えたことで、まつ毛のダメージが減っただけでなく、目元の皮膚や眼球そのものに悪影響を及ぼす危険も減ったと言われています。

 

実はまつ毛パーマよりダメージを与えるビューラー

まつ毛パーマでは、パーマ液を使うことから、パーマ液がまつ毛にどのような影響を及ぼすのだろうと不安に思う人が多いかもしれません。

 

しかし、実は、日頃のメイクで使っているビューラーは、まつ毛パーマより、ダメージを与えることがあると言われていることを知っていますか?

 

ビューラーは、まつ毛を挟んだ上に圧迫しながら持ち上げます。まつ毛を引っ張るだけではなく、押し潰しながら持ち上げることで、まつ毛への負担は大きく、ダメージが発生します。

 

まつ毛の内部には、毛髪の成分が詰まっています。これがビューラーによって押しつぶされることによって変形し、まつ毛や切れやすくなるなどのダメージに繋がるのです。

 

さらにビューラーは一度だけ使うわけではありません。日頃のメイクで日常的に使っている人は多いでしょう。メイク直しをするときに使っているという人では、一日に何度もまつ毛をビューラーで挟んでいるという人もいるのではないでしょうか。

 

一度だけではなく、毎日何度も繰り返し、毛髪成分が押し潰されることで、まつ毛は損傷しやすくなり、毛髪の内部が壊れてしまうことも少なくありません。

 

また、ホットビューラーなどでは、さらにダメージをひどく与えてしまうこともあります。

 

まつ毛パーマのダメージを最小限にするためには

現在多くのサロンで使われているまつ毛パーマのパーマ液は、以前と比べるとまつ毛にダメージを与えにくくなったことをお話ししました。しかし、まつ毛へのダメージがまったくないというわけではありません。

 

パーマをあてたあとにトリートメントの施術をすることで、まつ毛パーマをあてたことによるダメージを最小限に抑えることができます
ただし、パーマをあてたときだけのトリートメントだけではなく、毎日自分で行うケアも大切です。

 

毎日行うケアはまつ毛美容液がおすすめです。メイクをする前やメイクを落としたあとにまつ毛美容液を使うことで、まつ毛へのダメージを少なくしたり補うことができます。

 

また、まつ毛美容液を使うときは、まつ毛に余分な汚れを付けたままにしないことも大切です。マスカラやアイメイクをきちんと落とした状態の清潔なまつ毛に、しっかりと栄養を入れるようにしましょう。

 

自分に合ったケアを

まつ毛パーマのダメージを最小限に抑えるためにまつ毛美容液を使おうと思っても、どのような美容液が良いのだろうと迷う人も多いのではないでしょうか。

 

まつ毛美容液は、
* メイクをする人としない人
* どのようなメイクをするか
* まつ毛美容液以外のケアを行っているか
などによって、それぞれ取り入れたほうが良いものが違います。

 

大切なことは、自分のまつ毛のダメージに合ったものを選ぶことで、毎日ケアしやすいものを選ぶようにしましょう。
どのような美容液を選べば良いのかわからない場合には、サロンで相談してみることもおすすめします。

 

まつ毛パーマの頻度を守る

まつ毛のダメージを最小限に抑える方法は、トリートメントや美容液のケア以外にもあります。まつ毛パーマの頻度を守ることで、ダメージを受けているまつ毛がさらなるダメージを受けることを防ぐことはできます。

 

まつ毛パーマの頻度は、3週間から4週間に一回程度が望ましいと言われています。多くの人が、パーマをあてて3週間を過ぎた頃から、カールにバラつきを感じるようになります。これはまつ毛が生え変わり始めているからなのです。

 

新しくまつ毛が生え変わり、栄養が行き届いた状態で次のパーマをあてることで、ダメージを抑えることができます。また、パーマの持ちも良くなる場合が多いです。

 

まとめ

現在多くのサロンで使われているまつ毛パーマは、10年程前に比べるとダメージが少なく済む薬剤が選ばれるようになりました。しかし、まったくダメージがないというわけではありません。

 

このため、まつ毛パーマをあてたあとには、トリートメントや美容液でしっかり補うようにしましょう。

 

まつ毛パーマのダメージを最小限に抑える方法は、サロンでパーマをあてることです。

 

セルフでまつ毛パーマをあてる人もいますが、専門の知識や技術がないままでは、ダメージが大きくなってしまったり、ダメージに気付かないままパーマをあててしまうこともあります。

 

まつ毛パーマのダメージを最小限に抑えて、自然な印象のカールを維持させたいと思う人は、サロンでまつ毛パーマをあてるようにしましょう。