自分のまつ毛にパーマ剤をつけることで、自然なカールを維持できるまつ毛パーマ。自然な印象のまま、目元をぱっちりさせることができるため、手軽に取り入れることができ、人気のツールです。
また、メイクの時間短縮に繋がるだけではなく、毎日のビューラーに比べると、まつ毛が傷みにくいことも取り入れる人が多い理由でしょう。
しかし、どうしても薬剤を使うため、まつ毛がまったく傷まないというわけではありません。まつ毛や目元の肌にやさしい薬剤もありますが、まつ毛パーマを当てたまつ毛には、手入れが欠かせないのです。
今回は、まつ毛パーマをあてたまつ毛にきちんと手入れを行う方法について詳しく紹介したいと思います。
正しい手入れをすることで、健康なまつ毛を保つことができます。また、まつ毛パーマの効果を長持ちさせることにも繋がります。
正しい知識を得て、より良くまつ毛パーマの効果を実感してみてはどうでしょうか。
まつ毛パーマとは
まつ毛パーマは、ロッドやビューラーを使って、自分のまつ毛をカールさせ、薬剤を使うことでカールを形状記憶させます。
形状記憶された効果によって、まつ毛は自然なカールを保ち、目元に自然な明るい印象を与えます。
自分のまつ毛をカールさせているので、メイクや手入れを行いやすいこともまつ毛パーマの特徴です。
まつ毛エクステや付けまつ毛とは違い、自分のまつ毛のみを使うため、自分のまつ毛の長さや量を変えることはできません。
しかしその分、自然な印象を与えることができます。
また、まつ毛パーマでは、まつ毛エクステや付けまつ毛とは違い、価格を比較的安く仕上げることができます。
自分に合ったまつ毛パーマを
まつ毛パーマは、ロッドやビューラーという方法があります。またカールにも種類があります。
さらに最近では、まつ毛や目の周りの肌にやさしい薬剤を使っているサロンもあります。
自分のまつ毛の状態や、日頃のメイクの程度などをサロンのスタッフに相談して、自分に合ったまつ毛パーマを選ぶようにしましょう。
初めてまつ毛パーマをあてるときに、方法やカールの種類がわからないときには、サロンのスタッフに、希望するまつ毛のカールを相談することで、自分に合ったまつ毛パーマをあてることができます。
まつ毛パーマの間隔
まつ毛パーマは一度施術をすれば、永久的にカールを維持できるものではありません。
髪の毛のパーマと同じように、時間が経つにつれ、次第に効果がなくなり、カールを感じられなくなります。
パーマの効果が持続するのは、まつ毛の状態、日頃のメイクや手入れの程度によって異なります。
しかし、多くの場合で、3週間から1ヶ月半程度だと言われています。
これを過ぎると、まつ毛そのものの生え変わりも始まることから、まつ毛やカールにばらつきが見られるため、パーマをかけ直す必要があります。
逆にこれより短い間隔でまつ毛パーマをあててしまうと、まつ毛を傷めることになり、まつ毛が抜けたり、パーマがうまくあたらないなどが起きてしまいます。
まつ毛パーマのあとは保湿による手入れを
まつ毛パーマをあてたまつ毛には、保湿が非常に重要な手入れの一つです。
まつ毛パーマでは、まつ毛に直接薬剤をあてて、カールを形状記憶させます。
このため、パーマ剤をあてたまつ毛は乾燥しやすい状態になります。
乾燥しやすい状態のままのまつ毛を保湿することなく放っておいたり、そのまま日頃のメイクを行なってしまわないようにしましょう。
まつ毛が切れたり、生えにくくなってしまいます。さらに、まつ毛パーマの効果自体を長く保たせることができにくくなります。
このようなまつ毛のトラブルを招かないためにも、まつ毛パーマをあてたあとには、まつ毛の保湿が必要なのです。
ここからは、まつ毛パーマをあてたあとのまつ毛の手入れをどのようにしたら良いのか、具体的に紹介したいと思います。
美容液を使う
まつ毛パーマをあてたあとのまつ毛の保湿に効果的なものは、まつ毛の美容液を使うことです。
まつ毛の美容液は、生え際まで塗ることがポイントです。
生え際は、塗りにくいだけではなく、生え際ギリギリまで美容液を塗ることに危険を感じる人もいます。
そのため、あまり生え際には美容液を塗らないようにしているという人も少なくありません。
しかし、生え際はまるげの根本部分でもあります。このため、まつ毛の根本に美容液を塗ることで、まつ毛全体に栄養を行き届かせることができます。
もちろん、目に入ってしまわないように十分注意する必要があります。
しかし、避けることなく、生え際にもしっかり美容液を塗るようにしましょう。
清潔なまつ毛に栄養を
美容液は、多く塗れば多くの効果を得られるというものではありません。
適切な量を清潔なまつ毛に塗ることが、まつ毛パーマをあてたあとのまつ毛の手入れに効果的です。
まつ毛パーマをしていても、マスカラなどアイメイクをすることがあるでしょう。
メイクをしたときには、油分などの汚れをきれいに落としてから、美容液を塗るようにしましょう。
美容液を塗るタイミングは、朝夕の洗顔後がおすすめです。
まつ毛が汚れた状態のまま美容液をつけると、かえってまつ毛にとって負担がかかるときがあります。
折角の美容成分が、まつ毛に行き届かなくなるので、美容液を塗るときは、きれいに汚れを落としてからにしましょう。
清潔な状態のまつ毛にしっかりを栄養を入れることで、まつ毛パーマによって傷んだまつ毛を手入れすることができます。
また、朝夕に美容液を使うことで、まつ毛の根本部分にしっかり栄養が行き届くことにもなります。
まつ毛パーマの手入れがわからないときはサロンに聞こう
まつ毛パーマをあてたあと、手入れや保湿が必要なことはわかっているけれど、どのような美容液を使って手入れすれば良いのかわからないという人もいます。また自分に合った手入れがわからないという人も少なくありません。
そんなときは、まつ毛パーマを施術してもらったサロンに、手入れの方法を聞いてみましょう。
まつ毛パーマをあててくれたサロンであれば、まつ毛の状態を把握してくれていますから、最も合った手入れの方法を教えてくれます。
まとめ
ここまで、まつ毛パーマをあてたあとの手入れについて、詳しく紹介しました。
まつ毛パーマは一度だけあてれば、効果を永久的に得られるものではありません。
3週間から1ヶ月半程度で、カールの効果がなくなったと感じたり、まつ毛にばらつきを感じる人がほとんどです。
このため、3週間から1ヶ月半程度が過ぎれば、まつ毛パーマをあて直す人が多いでしょう。
まつ毛パーマは、どうしてもパーマ剤を使うため、まつ毛にまったく負担がかからないわけではありません。
このため、まつ毛パーマをあてたあとには、美容液を使った保湿の手入れをすることをおすすめします。
まつ毛の傷みを手入れすることで、まつ毛パーマの効果を長持ちさせることにも繋がります。
まつ毛パーマは、自分のまつ毛を使って、より自然に目元をぱっちりさせる方法です。
まつ毛パーマをあてたあとの手入れの方法がわからないときには、一度、サロンに相談してみてはどうでしょうか。