まつ毛パーマの施術は、今では多くの女性が体験しています。
しかし、未体験という方も少なくありませんし、まつ毛パーマ派ではなく、マツエク派という方もいるのではないでしょうか。
この記事では、まつ毛パーマの魅力はもちろん、施術の頻度やダメージについて詳しくご紹介していきます。まつ毛パーマを試してみたいのなら、一読しておくことをおすすめします。では、見ていきましょう。
まつ毛パーマはまつ毛に負担をかける?
まつ毛パーマの施術では、一時的に薬剤による「phコントロール」で、まつ毛そのものに負担をかけることがデメリットです。
しかし、中和剤と酸性剤により負担が続くことはありません。それでも、髪にパーマをかけるように、パーマ液のアルカリ成分が残ってしまうと、まつ毛にダメージが蓄積されてしまいます。
この点(原因)については、施術者の適切な中和処理とケアの問題にもなるので、実績豊富な施術者を選ぶようにしましょう。
まつ毛パーマの施術頻度については?
まつ毛パーマの施術頻度については、まつ毛へのダメージを第一に考慮しなければなりません。
適したケアを怠り、まつ毛が抜けてしまったりしない限りは、次の施術の目安は、1ヵ月半以上の期間を開けなければなりません。
その理由についてご紹介しておくと、薬剤を使用するため、どうしてもまつ毛が傷んでしまいます。もちろん、マツエクもエクステンションを付ける際にグルーを使用します。
そのグルーにより傷みやすくはなりますし、グルーが劣化するとまつ毛にバラつきが出やすくなります。そうなれば、付け替えの目安です。
また、まつ毛パーマの施術をすることにより、人によってまつ毛がチリチリになることもあります。
これについては、ロッドで巻く際に失敗してしまう技術面の問題以外では、パーマ液を付けたあとの放置時間が長すぎることにも原因があります。
パーマ液も強い刺激になるため、ダメージを負いやすくなります。そのため、頻度良く施術をすることはまつ毛にダメージが蓄積され、次第に抜けやすくなります。
そのようなデメリットを回避するためにも、1ヶ月半は期間を空けることをおすすめします。
マツエクとまつ毛パーマはどちらが良いのか
やはり、女性としてはマツエクとまつ毛パーマ、どちらの施術を選ぶべきか、という悩みも生じるでしょう。選び方としては、現在のまつ毛よりもボリューム感や長さ出しを求めるならば、マツエクをおすすめします。
一方、まつ毛パーマは日々のまつ毛のケアやビューラーなどでの扱いが苦手な方、ぱっちりした目元に憧れる方におすすめです。
マツエクとまつ毛パーマには、それぞれにメリットやデメリットがあります。しかし、第一にまつ毛の状態を考慮し、その上で、ライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
しかし、まつ毛パーマの方が、エクステより普段にはなりにくく、ダメージも与えにくいです。くるんとしたカールを手に入れることができ、目元の印象が華やかになります。
目元の印象がぼやけやすい、そのような方にも選ばれている施術です。
まつ毛パーマをする前後について
まつ毛パーマの施術前後については注意事項がいくつかあるので、施術前にしっかり確認しておきましょう。維持のためには、以下の点に注意しましょう。
・数時間はクレンジングやマスカラ、美容液を塗るのは控える
・ビューラーを使用しない
・目元を擦ったり、まつ毛を引っ張らない
では、詳しく見ていきましょう。
まつ毛パーマの施術前に美容液をつけるのはNGです。どうしてもまつ毛ケアしたくなるかと思いますが、まつ毛パーマをかける際に、美容液成分がまつ毛をコーティングしてしまうことになります。
パーマ薬剤の浸透が悪くなります。そのかわり、施術後に、しっかり、たっぷりと美容液を塗ってケアしてあげましょう。
これは、施術によって洗い流されてしまった美容成分や健康成分を補うためです。また、キューティクルのダメージを保護する目的もあります。
ただし、施術後、数時間を空けてからケアしましょう。
これに関しては、クレンジングや洗顔、マスカラを塗布する際にも注意したい内容です。
まつ毛パーマをしたのなら、やはりアイメイクでマスカラを塗りたくなるかと思います。
絶対NGというワケではもちろんありませんが、施術によりまつ毛が乾燥しているため、マスカラのブラシによる摩擦でまつ毛が切れてしまう可能性があります。
また、使用するマスカラについては、お湯で落とせるタイプを選ぶようにしましょう。ウォータープルーフタイプのマスカラはクレンジングにより摩擦抵抗が懸念され、パーマが取れやすくなります。
そのほか、まつ毛に負担がかかりやすいのはクセです。手持ち無沙汰のように目元を擦ったり、まつ毛を引っ張ったりするクセがあれば、まつ毛に刺激になります。注意しましょう。
まつ毛パーマ後のクレンジングのやり方について
クレンジングのやり方次第で、パーマが取れやすくなるので、正しいやり方をご紹介しておきます。
まず、コットンでアイメイクを拭き取るようにします。コットンにクレンジング剤をたっぷり含ませてから、目元に優しく押し当てます。
メイクとクレンジング剤がなじんでから、下に向かってコットンをすべらせましょう。抜けてしまう原因にもなるので、決してゴシゴシと擦らないようにします。
ダメージにつながるクレンジング剤の選び方に重点をおかなければならないマツエクより、扱いやすいので、擦らない落とし方をマスターしましょう。
なお、水に濡れたあとのケアが大事になります。パーマは水濡れに弱いので、やさしくコットンで水分を拭き取りましょう。
おわりに
ダメージを負わないために、まつ毛パーマをすることに躊躇する方もいるでしょう。
しかし、基本的に、マツエクやビューラーなどと同じく、ケア、メンテナンスをしっかり行えば、きれいな状態を維持できます。
そのため、まつ毛美容液の使うタイミングや、クレンジングのやり方に注意します。
摩擦がパーマの持ちにつながるため、まつ毛を触るクセがあるなら、軽めにパーマをかけてもらうことも可能です。ぜひ、ぱっちり目元をつくってみてください。