ロッドの選び方は
まつ毛パーマをあてるときは、さまざまな種類が用意されているロッドから、希望する仕上がりに合った形やサイズを選びます。瞳の色や形、顔の輪郭によって、適した形やサイズは異なるため、目元やまつ毛の毛質を確認しながら、施術者に選んでもらうと良いでしょう。
カウンセリングのときに、どのようなカールにしたいかなど、希望のロッドを伝えておくことも大切です。
しかし、まつ毛パーマをあてるときには、どのようなロッドを選べば良いのか、またどのような種類やデザインがあるのかよくわからないという人も少なくありません。
そこで今回は、まつ毛パーマのロッドを選ぶときに知っておきたいことをわかりやすく紹介します。
ロッドのサイズは
まず、ロッドの横幅は、目の幅に合わせたものを選びましょう。
ロッドの幅が目の幅より小さいサイズのものでは、両端のまつ毛がカールできません。
カールにばらつきがあるように見えてしまい、せっかくまつ毛パーマをあてても十分に効果を得られなくなります。
横幅に対して縦幅は、まつ毛の長さに合わせる必要があります。
まつ毛より縦幅が短いサイズのロッドを選ぶと、ロッドからまつ毛がはみ出します。このため、先端まで充分にカールができません。
またロッドの厚みは、どのような仕上がりを希望しているかによって異なります。
厚みのないロッドであれば、カールは緩くなります。ただし、まつ毛パーマの仕上がりは、ロッドの厚みだけではなく、立ち上がりによっても異なるため、ロッドは瞳に合わせたサイズだけではなく、形状選びも大切です。
まつ毛に合わせて
瞳の色や形、顔の輪郭はそれぞれ異なっているため、これに合わせてまつ毛のカールを選べるようにまつ毛パーマのロッドのサイズや形が用意されています。
サロンには、さまざまな種類のロッドが用意されており、瞳の色や形、顔の輪郭だけではなく、まつ毛の長さ、毛質や毛量、前回のまつ毛パーマによるまつ毛の傷みの有無などによって、ロッドを選べます。
また、希望するカールに合わせてロッドを選ぶこともでき、どのようなカールが自分に合っているのか、施術前のカウンセリングでよく相談しましょう。
素材
まつ毛パーマのロッドは、シリコン素材とゴム素材に大きく分けられます。
どちらのロッドもサイズは豊富に用意されていますが、衛生的にまつ毛パーマの施術をするために、使い捨てが推奨されています。
また、アレルギーに対応したロッドもあります。希望するカールやまつ毛の状態に合わせて、ロッドの素材を選べるのです。
形状
ロッド選びでは、仕上がりの希望によって形状を考えることも大切です。
根元からしっかり立ち上げる場合にはIカールロッドが使われ、根元はストレートであるものの、立ち上がりを感じられるような仕上がりの場合にはDカールが使われます。
ロッドのサイズだけではなく、形状によっても、目元の印象が変わってきます。
仕上がり
まつ毛パーマのロッド選びでは、瞳の色や形、顔の輪郭に合わせて、ロッドのサイズや素材、形状が選ばれます。
しかし、重要視するのはどのようなカールを求めているかでしょう。希望するカールに合わせてロッドを選ぶことで、満足度も上がり、日頃のメイクやお手入れも楽しくなります。
ここからは仕上がりの印象から、ロッドのサイズや種類を選ぶときのポイントを紹介したいと思います。
丸み
カールに丸みをつける場合にはDカールのロッドを選びます。ロッドを選んだあとに、まつ毛の長さ、毛量や毛質に合わせてサイズを選ぶことが多いです。
Dカールは一重や奥二重の人でも可愛らしい仕上がりになるため、人気のロッドです。違和感なくカールさせたい人が選ぶことが多いです。
根本からの立ち上がり
まつ毛を根元から立ち上げたい場合には、Lカールのロッドが選ばれることが多いです。Lカールでは、比較的平らなカールの仕上がりになるため、瞳を大きく、印象的に見せます。
まつ毛の長さがしっかりとして見える特徴があり、目元がぱっちりした印象になるため、Lカールを選ぶ人は少なくありません。
緩やかなカール
Cカールのロッドでは、緩やかなカールになり、自然な印象を与える仕上がりになります。
まつ毛パーマの最大のメリットは、自分のまつ毛をカールさせられることです。
このメリットを活かして、自然な緩いカールを実現するのがCカールのロッドです。
つけまつ毛やまつ毛エクステのような印象になりたくないという人にはおすすめです。
Cカールは自然な印象を与えるため、優しい印象になったと感じる人も多くいます。
カウンセリングで相談やアドバイスを
カールの種類やロッドのサイズがわかっても、自分自身に何が合っているのか最初はなかなかわからないものです。そのようなときは、カウンセリングで施術者からアドバイスを受けると良いでしょう。
どのようなロッドを使えば、自分の希望するカールになるのか相談しながら進めていくことがおすすめです。
まつ毛パーマは、つけまつ毛やまつ毛エクステと違って、自分のまつ毛をカールさせます。
そのため、日常的なメイクの時短に繋がります。しかし、自分のまつ毛に直接薬剤を塗布して、パーマをあてるため、少なからずダメージが生じます。
毎日ビューラーを当てるよりダメージは少ないといわれているものの、日頃から美容液などのケアをすると、まつ毛パーマの効果を長く持たせることができます。
どのようなケア用品を使えば良いのかわからないときにも、施術者にアドバイスを受けるようにしましょう。
まとめ
自分のまつ毛をカールさせて、自然なカールを保てるまつ毛パーマ。
メイクの時短に繋がるだけではなく、つけまつ毛やまつ毛エクステと違って、ナチュラルな印象を与えることから人気を集めています。
まつ毛パーマのロッドには、さまざまなサイズや素材、形が用意されています。瞳の色や形、顔の輪郭などから合ったものを選ぶことが大切です。
希望するカールや自分に似合うものを選ぶと、目元をぱっちりとした印象にできます。
何が自分に合っているのかわからないというときには、カウンセリングでアドバイスを受けられます。
施術者と相談しながら、希望のカールを実現させてみてはいかがでしょうか。